日本の進むべき道
こんばんは。
昨日、IT会社の顧客向けのイベントがあったので東京タワーのそばに行って来ました。
このイベントは毎年この時期に行われているもので、いろんな分野のセミナーがあるんだけど、今年は元内閣総理大臣の「小泉純一郎」氏の講演があると言うのでそれだけを聞きに行ってきました。
元、ではありますが、総理大臣を直に見てみたいと思ったから(^^ゞただのミーハー。
しかし、ネームヴァリューあるよね~、1500人入る会場がぎっしりでしたよ(・o・)
講演のお題は「日本の進むべき道」。
想像はしてたけど、脱原発が話しの骨格でした。やっぱりね。
あちこちで言ってるもんね。
さて、壇上に上がってきたその姿はまさしく、小泉純一郎その人。
お~、テレビで見たまんまだぁ。歳とらないなぁ~。
ただ、話し始めはなんとなくテンションが低くて、声も聞き取れない部分があったりして、小泉純一郎も歳とったのかなぁ、って思っちゃった。
正直言って、前半はよく分かんないまま進んでいったみたい(-。_)。。o〇
でも、後半は現役の頃を彷彿とさせるような身振り手振りも入り、声も張ってきて面白くなった。
日本人は切り替えが素早いという話しはごもっとも。
幕末の開国に対して、まかり成らん!尊皇攘夷だ!と言ってた明治維新の立役者達は、幕府を倒した途端に、欧米列強と手を組んであっという間に開国しちゃった。
太平洋戦争にしたって、一般市民にまで多数の犠牲者を出すことになった、日本各地の爆撃、特に東京大空襲。ならびに広島・長崎への原爆投下。
明らかに戦争犯罪だろ!の、にっくきメリケンに降伏したけど、さっと切り替えて、戦後の経済復興はメリケン無しにはあり得なかった。
小泉さん、ご自身も現役時代は「原発推進」だったけど、東日本大震災の後は「原発廃止」になっちゃったし、と自分で言ってた(・_・)
お話の中身については、納得しきれない部分はあったけど、
ベートーヴェンの運命のコーダのように、クレッシェンド、アッチェしていく感じは聴衆を引き込んでいくね。
講演は1時間半にわたるものだったけど、立ったままで話切っちゃうんだから大したもんですな。76歳くらいだっけな?
こんど自分がプレゼンする時に行かせる部分があると、、、どうかな(^^;)